ネットに関するよくあるご質問

電波の周波数帯の違いについて知りたい

管理番号:4215772 最終更新:2023/12/01

無線LANに利用されている電波には、「2.4GHz(ギガヘルツ)帯」、「5GHz帯」、「6GHz帯」という3種類があり、「周波数帯」と呼ばれています。
通信する際には、いずれかの周波数帯が使われます。
周波数帯には、以下のような特性の違いがあります。

電波の届く距離・障害物の影響

2.4GHz 5GHz・6GHz
  • 障害物に強く、影響を受けにくい
  • 遠くまで届きやすい(回り込みやすい)

電波の届く距離・障害物の影響【2.4GHz】

  • 障害物に弱く、障害物の影響を受けやすい
  • 遠くまで届きにくい(回り込みにくい)

電波の届く距離・障害物の影響【5GHz・6GHz】

【2.4GHz】

  • 障害物に強く、影響を受けにくい
  • 遠くまで届きやすい(回り込みやすい)

電波の届く距離・障害物の影響【2.4GHz】

【5GHz・6GHz】

  • 障害物に弱く、障害物の影響を受けやすい
  • 遠くまで届きにくい(回り込みにくい)

電波の届く距離・障害物の影響【5GHz・6GHz】

他電波の影響

2.4GHz 5GHz・6GHz
  • 電波干渉を受けやすい

他電波の影響【2.4GHz】

  • 電波干渉の影響を受けにくい
  • より高速で安定しやすい

他電波の影響【5GHz・6GHz】

【2.4GHz】

  • 電波干渉を受けやすい

他電波の影響【2.4GHz】

【5GHz・6GHz】

  • 電波干渉の影響を受けにくい
  • より高速で安定しやすい

他電波の影響【5GHz・6GHz】

無線LAN親機・子機とも、製品によって利用できる周波数帯が決まっています。
ご利用の製品がどの周波数帯を利用できるかについては、製品の仕様を確認してください。
ご利用の機器が対応している場合は、電波干渉に強い5GHz・6GHz帯のご利用をおすすめします。

eoホームゲートウェイ、eo光多機能ルーターの周波数帯の見分け方

SSIDの末尾で見分けることができます。端末の無線設定画面で表示される末尾が示す周波数帯が、端末の対応している周波数帯です。

●eo光多機能ルーター

2.4GHzのSSID 5GHzのSSID
  • 「-g」(プライマリーSSID)
  • 「-gw」(セカンダリーSSID)
  • 「-a」(プライマリーSSID)
  • 「-aw」(セカンダリーSSID)

【2.4GHzのSSID】

  • 「-g」(プライマリーSSID)
  • 「-gw」(セカンダリーSSID)

【5GHzのSSID】

  • 「-a」(プライマリーSSID)
  • 「-aw」(セカンダリーSSID)

セカンダリーSSIDは初期設定ではオフになっています。

●eoホームゲートウェイ

2.4GHzのSSID 5GHzのSSID 6GHzのSSID
  • 「-5」
  • 「-5」
  • 「-6」

【2.4GHzのSSID】

  • 「-5」

【5GHzのSSID】

  • 「-5」

【6GHzのSSID】

  • 「-6」

eoホームゲートウェイお届け時は2.4GHz帯と5GHz帯のSSIDは共通の値です。
2.4GHz帯と5GHz帯のSSIDをそれぞれ別のSSIDにしたい場合は、メッシュWi-Fi機能(バンドステアリング)を無効にしてください。

機器で利用できる周波数帯の見分け方

製品のパッケージや取扱説明書に次のような表記があるか、確認してください。
6GHz帯、5GHz帯、2.4GHz帯のすべてに対応

  • Wi-Fi6E
  • 6GHz

5GHz帯、2.4GHz帯の両方に対応

  • Wi-Fi6
  • Wi-Fi5
  • 5GHz
  • IEEE802.11ac
  • 11ac対応
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