このページではJavaScriptを使用しています。
お使いのブラウザでは、JavaScriptが無効になっているため、正しく表示ができません。
ブラウザのオプションを変更し、JavaScriptを有効にしてご覧ください。
記載の価格は税込記載のものを除き税抜です。

ショートガードインターバル

ショートガードインターバルについて説明します。

「ショートガードインターバル」とは

ショートガードインターバルとは、データとデータの間に挿入される時間(ガードインターバル)を短くし、データの送信時間を短縮する機能です。
ただし、時間差で届くデータの干渉が起こりやすくなるため、電波環境が不安定な場合は、「無効」にすることで通信が安定する場合があります。

イメージ例として、「無線接続できない原因を調べます」というデータを分割します。

ガードインターバル

分割したデータを送信する際、ひとつひとつ間隔をおいて送信します。その間隔を「ガードインターバル」といいます。

電波は干渉や反射、減衰などで、相手に届くまでに時間差が生じることがあります。
しかし、間隔があることで被ったり前後が入れ替わったりせず、順番通りに相手に届くため内容はきちんと伝わります。

ショートガードインターバル

「ガードインターバル」を短く(ショート)することで、相手に早く伝わります。

<電波影響がある場合>

電波影響がある場合は、前述のように相手に届くまでに時間差が生じる場合があります。
「ガードインターバル」が短くなっている場合は、分割されたデータが被さったり、順番が前後するなどしてしまいます。 結果、相手に正常なデータが届けられず、通信不可となります。

「ショートガードインターバル」を設定する方法

STEP 1

「クイック設定Web」を開きます。

STEP 2

無線LAN設定〕から、〔無線LAN基本設定〕を選択します。

STEP 3

[ショートガードインターバル]のプルダウンから、〔有効〕または〔無効〕を選択します。

「有効」を選択した場合

ガードインターバルは800ns(ナノ秒)と400nsを自動的に切り替えます。
400ns利用時にスループットが最大になります。

「無効」を選択した場合

ガードインターバルは800nsに固定されます。

STEP 4

設定〕をクリックします。

警告のダイアログが表示された場合

内容をご確認のうえ、〔OK〕をクリックしてください。

STEP 5

保存〕をクリックすると、設定内容が保存されます。

以上で、「ショートガードインターバルを設定する方法」は完了です。
「クイック設定Web」の画面詳細については、以下リンク先をご確認ください。

無線LAN基本設定画面(クイック設定Web)